噴火後山頂まで登山解除の山に

 
    
中の湯登山口から 御嶽山       
                               3063m
                                  
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2019年7月3日(水曜日)"  
                            
T/S

 
 参加人数 4名
●コースタイム

土岐        5:00
中の湯登山口  7:05~7:25
飯森小屋     8:05
一の又小屋    8:25
石室山荘     10:55
剣ヶ峰        11:55~12:20
石室山荘      12:40~13:10
一の又小屋    14:55
飯盛小屋      15:20
中の湯登山口   16:05

 
 
    

中の湯登山駐車場
真新しいトイレあり

噴火後1年目、田ノ原から9合目まで
昨年、濁河から摩利支天まで
今回は山頂まで開通で中の湯からのぼる、
ここは噴火の痕跡はない

  
 

30分ほど登って飯森小屋
イワカガミが優しく迎えてくれる小屋

 
   

行場山荘   ロープウエーからの分岐
小さなツマトリソウ、二輪目の蕾も小さく見える
此処には噴火の痕跡はない

 

女人堂に到着
見上げるとガスの間に雪渓や小屋も見える


 
 
 
小さな雪渓も残っている
少しけりこめばアイゼンなしでも
 
真新しい石碑も
此処も痕跡は無い

 

六根清浄の掛け声の行者さんとすれ違う

 小さな山桜が迎えてくれる
この個体はピンクが濃い

   

鳥居が崩れている
噴火の被害か?

ツガザクラ 
いつも通りの花が迎えてくれた





ライチョウに出逢えた
雌鳥が砂浴びをしている、近づいても危険を感じなく砂浴びを続けている
雄鳥は少し離れて岩陰から雌鳥を気遣って見守っている
優しい夫婦愛を感じた

 
 

登るにつれナナカマドなど枯れたり背丈の低い樹木が見られる
噴火の影響?

 

石室山荘の直下
ハイマツの枯れた樹、周囲真新しい割れた岩が目立つ噴火前もこんなだったのだろうか

   

山荘は営業している、中は以前と同じような気がする
先ほど女人堂の先でボッカさんにお会いしたが小屋主さんだったようだ
帰りこの小屋で昼食させていただいた

   

噴火の痕跡が表れ出した
岩の間に灰が溜まっているところ触るとまだ柔らかい


 
 
この小屋は使われていない
   

以前はどんなだっただろうか、鋭く切れ込んだ岩が迫っている

 
 

二の池が見渡せる、池の多くは火山灰で白く濁り青い水面は少しに見える
噴火後もう一つの池が出来たようだ
天候が心配で今日は新しく出来た二の池小屋には行けなかった

 
   

周囲 緑がなくなった頂上に続く道にオンタデの新芽が小さく目を出していた
厳しい自然に耐え復活してくれるようで頼もしい

 
   

山頂直下にあった小屋の後シェルターが三機作られていた

 
 
 
まだそのままの小屋も、その時の凄さを物語っている

   

階段横に慰霊碑が作られている
山頂への階段、手すりが歪んで物凄さを感じる

 
   

山頂は仏像は無残な姿、記念撮影していた山頂碑は無くなっていた
社務所は建て替えの工事がなされている

 
 

山頂から見た凄い姿
火山灰にうずもれた一の池、以前の姿は何処にもない
大きな噴石と思われる岩、岩、その先は白い灰に覆われた変わり果てた光景だった
多くの方がこの場所で被害に逢われたと思うと痛々しさに手を合わせる
自然の厳しさを改めて痛感した

 
   
 
慰霊碑の横に噴火後多くの方たちで捜索をしていただいた事に感謝
又登山にあたっての心掛け、又犠牲になった方たちに手を合わせ下山した

山行を終えて-1
噴火後一年たって田ノ原からの慰霊登山、昨年はキャンプ場からの摩利支天と御嶽に登ったが
今回剣ヶ峰の登山で自然の厳しさを改めて感じさせられた、山頂の様相も変わっていて大きな噴火であったこと実感した登山だった。

 


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多治見労山 御嶽山 2019年7月3日 水曜日