● 1日目=ゴンドラリフトの終点から少し歩いたスキー場の急斜面で実施。
● 雪庇を2mほど掘って雪の観察。ゾンデ棒の使用やスカッフ&コール《注:人は深さ2m以内に埋まっていることが多いので、意識がある場合は雪の上を歩き回る足音や声はよく聞こえている。捜索者は横一列に並び、間隔は肩と肩がふれあうくらいのせまいもので良い。リーダーの「スカッフ」の声で雪面をかくように捜索し、遺留物がないか調べる。「コール」の声で雪面に両手でメガホンを作り呼びかけ、耳をあてて反応を聴く方法》など、スケジュールがびっしりあった。(夜も机上学習)
● 2日目=ビーコンを使っての捜索(6名1チームで雪に埋められたビーコン2台を探す訓練)。ビーコンの違いによるものなのか、埋め方の違いから来るものなのか、扱いの不慣れさからくるものなのか、2台のうち1台がなかなか見つからなかった。
● また、大勢でスクラムを組んで一斉にジャンプして雪崩を起こさせてみたが、わずか10m×3m×50cm程の体積の雪が崩れただけで後ろにひっくり返って埋まり、何も対処ができなかった。
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